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お楽しみください。
2019年8月26日
2019年5月3日の共同ニュースによると、「高知県と愛媛県を結ぶJR予土線の西ケ方(高知県四万十市)―真土(愛媛県松野町)間で、窪川発宇和島行きの普通列車が2日に線路脇に生えていたタケノコに接触し、約10分の遅れが出ていたことが3日、JR四国への取材で分かった。乗客約20人にけがはなかった」とのこと。
https://twitter.com/nk05154398/status/1123886648842911744
1日8本しか走っていない路線とはいえ、どんだけ成長が早いのでしょう。
どんな場所か気になる人は、是非、あなたの目と足でお確かめください。
■JR四国『よどせん探検隊!』予土線沿線の魅力を再発見(外部サイト)
■四万十川の鉄道 予土線(高知県予土線利用促進対策協議会)(外部サイト)
2017年の政府統計「平成29年特用林産基礎資料」によりますと、四国4県は、かの有名なブランド産地である京都(4位)に次ぐ上位にランク入りしています。
5位 | 香川 | 1,129トン |
6位 | 徳島 | 650トン |
10位 | 高知 | 353トン |
12位 | 愛媛 | 293トン |
春を代表する旬の食材タケノコ。主たる生産は、孟宗竹(モウソウチク)、淡竹(ハチク)、真竹(マダケ)の3種です。
最も出回っている孟宗竹の旬は4月上旬から5月までとされていますが、温暖な四国では「早掘りタケノコ」が12月中旬から収穫されます。
他には、姫竹(ヒメタケ、別名:根曲竹/ネマガリダケ)、寒山竹(カンザンチク)、大名竹(ダイミョウチク)も食用になります。
そもそも、漢字で書くと「筍」ですが、竹かんむりに旬と解字できる(竹と旬で成り立っている)ように、春の短い期間が旬、食べ頃とされます。
「旬」とは、上旬・中旬・下旬に用いられるように「10日間」の単位です。10日間で竹に育ってしまうから、あるいは、本当に美味しく食べられるのも10日間程度だから、「筍」というわけです。
中には「四方竹」(シホウチク)といって、秋が旬で、ほぼ高知でしか収穫されない珍しいタケノコもあります。断面が四角張っているので、この名前が付きました。高知県南国市白木谷が発祥の地で、南国市北部の上倉地区と瓶岩地区の農家28戸で栽培している年間90トンが大半を占めます。普通のタケノコが食べられない時期に収穫できるとあって、タケノコ好きには堪りません。
鰹節の旨味を効かせた土佐煮に、タケノコは欠かせません。実は、「餃子の王将」のメンマに使われている「乾たけのこ」(外部サイト)も、愛媛県で生産されています。日本人に広く愛される食材ですね。
ただし、国産の全量を合わせても、私たちが食用として消費するタケノコの8%程度でしかありません。残念ながら、水煮としてレトルトや缶詰で売られているものの殆どは、中国で通年加工されて輸入しています。
そんな稀少な国産タケノコを、自分の手で掘って、旬の現地で新鮮な味を楽しむ方のためのページです。
何より旬に敏なタケノコ掘り。知っておくべきは「たけのこ前線」です。
耳慣れない言葉ですね。実は、桜前線が通過したら、その「1週間から10日後に」やってきます。たけのこ前線を見逃したら後の祭りです。
たけのこ前線をウォッチして、「行くぞ!」となる事前に用意しておきたい道具があります。いざという時、慌てたり、途方に暮れてはせっかくのイベントが台無しになりますからね。
山中で行うタケノコ掘りは、未経験者が思うよりハードかもしれません。間違っても、短パンやサンダルでは行かないでください。肌を露出していると、笹の葉や木の枝でケガをします。動物たちが冬眠から覚める時期に重なりますので、蛇も珍しくないほか、場所によってはおなかを空かせた熊と遭遇することもありえます。
「軍手(または革手袋)」というのはどこにでも書いてある一般論で、実は、プロが選ぶとびっきりの最適手袋があります。鍬を落としたりしたら危険ですので、安全のために滑り止めのあるものを強くお薦めします。
加えて手の甲までコーティングされたものにすることで、土や雨水の侵入をしっかり防ぎます。そんなスグレモノがこのお値段。
特にオススメなのが、タケノコ掘り専用の鍬(くわ)。長い柄と刃長でタケノコを傷めることなく、テコの原理で掘り起こせます。スコップより長い刃長だから、タケノコの地下茎まで届きます。
「土佐打刃物」をご存知ですか。鎌倉時代の刀鍛冶、五郎左衛門吉光派に始まります。高知は1人当たり森林面積が日本一。山仕事が多い訳です。温暖で雨が多く、良質な木材に恵まれる土地で、木の伐採によって育まれた超一級の刃物です。何百年と続く鍛冶師たちの文字通り研鑽と切磋琢磨(「磋」は研ぐこと。「琢」は打ち叩くこと。)で鍛え上げられた、冴えわたる切れ味と抜群の耐久性が特長です。
土佐打刃物(とさうちはもの)は、高知県の香美市・南国市・土佐市・いの町・須崎市といった県東部から中部にかけての一帯で作られる、定められた技法と工程に従った製品のみが名乗ることのできるブランドです。日本刀を作るのと同様に、高温に熱せられた鉄を叩いて自在の形にしていく、自由鍛造と呼ばれる熟練を極めた技です。特に、火床から取り出した鉄を叩き、凹みをつけていく作業を繰り返すことで、柄を通すための大きな穴(ひつ)を開けます。これを「ひつ抜き」や「ひつ造り」と言いますが、土佐打刃物ならではの手技で、斧などが特に頑丈にできる秘訣です。
そんな土佐打刃物による「タケノコ掘り鍬」が製造販売されています。開墾されていない硬い地面の根起こしなどにも利用されます。
ネットで珍しいものが手に入ります
こちらは鳥取県に存在した旧国鉄倉吉線廃線跡の様子です。すごい。(外部サイト:倉吉観光情報)